もりじいのおすすめ温泉①「ワイドな温泉」

おすすめ温泉地

リフレッシュ! 解放感あふれるワイドな温泉めぐり   

 連日の猛暑のなか、そして、第7波のコロナ禍のなか、一息ついてみたいころではありませんか。年度当初からの事務の処理や緊張感などで、やや疲れを感じてみえる方もみえると思います。そんなときに、蜜を避けて温泉へ出かけたり、旅行を企画したりすることで、リフレッシュができます。

 今回は、自然のままの温泉ではなく、人の手が加えられていますが、広大な広さを有することで蜜が避けられる「ワイドな温泉」を紹介します。単に「広い」というだけで、温泉の中にぽつねんと体をひたすとき、身も心も開放された気分になり、疲れも悩みも吹っ飛んだような気持ちになります。

 ボクが訪れたワイドな温泉のなかから、ベスト6を紹介します。頭の中をワイドに広げてイメージしてみてください。より詳しく実際の情景を見てみたい方は、ネットで検索してみてください。すぐにでも行きたくなるワイドな温泉が現れると思います。それでは、紹介します。

https://morimori-ojisan.com/wp-content/uploads/2022/07/おすすめ温泉 ワイドな温泉.pdf

ベスト1(露天) 奥飛騨温泉 穂高荘 山のホテル 

 ワイドな温泉は数多くあり、どこをナンバーワンにするか迷いましたが、まずは新城市から比較的近場で自分のお気に入りの露天温泉を紹介します。奥飛騨の「穂高荘 山のホテル」です。露天につながる蒲田川の広い河原と清流、少し目線を上げれば北アルプス連峰に槍ヶ岳が眺められます。

 ボクは3回ほど訪問しましたが、今の季節なら、萌える深緑の木々に囲まれ、頭上には夏の青空に白い雲が浮かんでいます。そっと目を閉じると、自分が大自然のふところに抱かれて、自然と一体化したような解放感が味わえます。至福の気分に浸れます。ここは日帰り入浴も可です。混浴ですが湯浴み着用もできますので、ご夫婦やカップルでも楽しめます。新城から280㎞ですので、片道3時間30分ほどで行けます。

ベスト2(内風呂) 酸ヶ湯温泉 ヒバ千人風呂

 内風呂の中では、青森県八甲田山中の海抜900mにある酸ヶ湯温泉です。古くからの湯治場で、国民保養温泉地第一号に指定された温泉です。強酸性で白濁の含硫黄泉です。浴室への入口を入ってびっくりするのは、プールと見まがうほどの広い浴槽です。しかも、その向こうの奥の方にも大きな浴槽が見えます。聞けばこの広さは160畳もあるとのこと。

 ボクが初冬に訪れた時には、もうもうと立ち込める湯気で1メートル先も見えないほどでした。青森特産のヒバ材の肌ざわりもさわやかで、白く濁る湯のなかにどっぷりと身を沈めると、寒い北国にいることを忘れるほどのぬくもりを感じました。旅館の建物は古い木造ですが、それもこの強酸白濁の温泉とマッチしているように思えるのが不思議です。新城からは、豊橋発の早朝の新幹線に乗り、新青森まで5時間余、そこから酸ヶ湯までレンタカーで1時間で到着します。

 白濁温泉としては、「乗鞍温泉」や「万座温泉」、「白骨温泉」もいいですが、ここは格別にいい湯です。日帰り入浴も可です。

ベスト3(露天) 乳頭温泉 鶴の湯 

 砦のような木の門構えにかかる「本陣 鶴の湯」の表札。茅葺屋根の鶴の湯旅館の建物。そして、露天風呂に建つ風変わりな古木の小屋。日本の秘湯中の秘湯として写真等で見慣れた鶴の湯温泉の風景を、まるで頭のなかで復習するような錯覚を覚えながら入湯します。

 ボクが訪れた時は、11月の初めだというのに、一面の雪化粧の風景のなか、白濁の乳頭温泉がありました。温泉の周囲の雪の中に立つ枯れすすきを見つめながら、静寂のしじまに包まれて、湯のなかに身をゆだねていると、心がしだいにほぐれて癒されていくのを感じます。新幹線で豊橋から盛岡まで4時間30分、レンタカーで1時間30分。日帰り入浴可です。

ベスト4(露天) 奥那須温泉 大丸(おおまる)温泉旅館 「川の湯」

 旅館の敷地内の谷あいを流れる川がそのまま温泉で、流れのそこここの小さな淵が湯船となります。川の流れをさかのぼって歩いていって、気に入った場所を見つけて身を沈めます。せせらぎを聞きながら木々の緑に囲まれた清流に浸かっていると、身も心も洗われ、リフレッシュ間違いなしです。

 東北新幹線の那須塩原駅まで3時間半、レンタカー1時間ほどで辿りつける奥那須温泉の最も奥地にある秘湯です。同じように川の流れの温泉である、紀伊の川湯温泉群馬の尻焼温泉は、道からも見える公衆の場での入浴ですが、ここは旅館内にある川なので安心でき、落ち着いて入浴できます。

ベスト5(露天) 草津温泉「西の河原露天温泉」

 ワイドという面では、草津温泉の日帰り温泉施設の「西の河原露天温泉」は、筆頭格といっていいでしょう。湯船の広さは、500㎡ということで、塀に囲まれた男性用の湯舟は、はるか向こうまで続く巨大なプールのような感覚です。距離がありすぎて遠くで湯あみしている人の顔は小さくてわかりません。ボクは、入浴前に、西の河原公園を散策して、あちらこちらから湯気の沸き立つ光景を見てから入浴したので、いちだんと趣が増しました。湯船に浸かって見渡せば、草津の山々に囲まれ、広がる青空に開放感を味わえます。広さだけがとりえの温泉です。

 新城からは、ちょっと遠いかもしれません。高速道路を使って380km、5時間ほどです。万座温泉も兼ねて行けば、ちょうどよい一泊コースです。

ベスト6(内風呂) 伊豆下田 金谷旅館 ひのき風呂

 次は近場で、伊豆下田の一軒宿である「金谷旅館」の国内最大級の総ヒノキ造りの内風呂です。浴槽だけでなく天井から壁まで総ヒノキ造りで、ヒノキの木肌の色も目に優しく、千人風呂と言われるだけあって長い長方形の浴槽は大きく、のびのびと体を伸ばしたくなり、木の香りを感じます。くぐり戸のような場所をぬけると、混浴の露天風呂に通じます。

 新城からは、約230㎞、高速使って3時間ちょっとです。伊豆は近くなりました。ついでに、大滝温泉天城荘の川沿いに並ぶ露天に立ち寄ることもいいでしょう。

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